最近読んでいるマンガがあります。「ひとりでしにたい(カレー沢薫)」というマンガです。
ひとことで言えば終活のマンガで、主人公の身内(おば)の衝撃的な孤独死から話が始まります。
暗いことや先の不安なんて考えたくない、私は何でも頼れる家族も親戚も友達も常にたくさんいて何も困らない、
と言い切れる方には大きなお世話のお話かもしれません。
しかし、頼れる親戚がいなく、友達も疎遠になっている私が、家族を亡くしたときどうやって人生を締めくくったらいいのか、一緒に考えてくれるようなマンガです。
もし、私に頼れる子供や親戚や友人がいたとしても、私にとっては読んでよかった本だと思います。
本当に周りの人を大切に思っていたら、面倒見てくれて当然というのは違う気がするからです。
でも、人間はどんなに頑張っても、死んだ後のことは自分で出来ることに限界があります。
このマンガがどういう答えを出すのか、とても気になっています。